カンノーリ
はじめに
はじめまして。
スイーツを中心に、街中で見つけたおいしそうなもの、本をみてつくりたくなったもの、たまには創作したレシピやちょっとしたコツを紹介していきます。
カンノーリ
シチリア ブロンテで、ピスタチオをいっぱいまぶしてくれたカンノーリ。すっかり魅せられてしまった。
近所のイタリアンでもデザートに出してくれて、家族そろってその食感の楽しさに魅せられてしまった。
クチーナ シチリアーナ ウルグス
フィリングを詰めたところでシェフがすぐに持ってきてくれた。パリッ/とろろっっっ・・ の対比が楽しい。フィリングは緩め。 この店には、たまに家族で食べに行っていた。何もかもが美味しかった!自由が丘の店も今は閉め、どうされてらっしゃるのか。
オービカ モッツァレラバー
小学生の娘にも程よい大きさ。カカオニブの苦酸味とブルーベリーの甘酸味がいいアクセント。
モッツァレラ各種美味しかった。モッツァレラとアンチョビの組み合わせに目覚めてしまった。
Dean & Deluca
本来の大きさ。ガラケーより大きい。店によってはあるみたい。これは大手町丸の内の店。フィリングはやや硬いかな。
でも。食べるとそれなりに、かかる。350円、500円、料理も食べると〇千円。
なので、作ってしまいました。
レシピは、以下。
子供でも食べやすいように、内径1.5cmを狙いましたので、機材をそろえるのが大変かもです。(通常のは直径2.6cmもある)
フィリング部分 皮部分
リコッタ(水抜き後)60g 薄力粉 70g
粉糖 36g ココア 4g
レモン 少々 グラニュー 10g
塩 少々
バター 5g
白ワイン 35g
材料がそろうなら、
薄力粉→ゼロ粉
グラニュー→ケーンシュガー
白ワイン→マルサラ
に置き換えるともっといいかも。
フィリング部分
1.リコッタを、クッキングシートを敷いたザルに開け、重しを載せて冷蔵庫に放置(4時間以上)
2.ふるった粉糖と混ぜ、レモンで味をととのえる。
3.冷蔵庫で使うまで保存。使うときは絞り袋に入れて使用。
皮部分
1.バターは常温で柔らかくしておく
2.ふるった粉類とグラニュー、塩を軽く合わせる。
3.バターと粉類を練り混ぜ、ワインを加えていく。30分寝かせる。
4.手で捏ね上げ、1㎜のシートに伸ばす。
5.直径8cm~10cm程度にくりぬく。
6.直径1.5cm程度の円筒に巻く。端っこを濡らして圧着する。
7.170℃ 4分30秒 で揚げる。
8.粗熱をとって円筒から外す。
充てん
1.フィリングを絞り袋に入れ、口を大きめに切る。
2.円筒から外した皮の”両”側から充てんする。
3.飾りに砕いたピスタチオをつける。
いくつかコツを紹介します。
1.ココアパウダー
入れすぎると生地がしまってしまい、伸ばした後の縮みが激しくなります。入れなくてもOK。シシリー島から外にでると、入れないところもあるとか。
2.揚げる時間
短いと金属の円筒に生地がひっついてしまって取れなくなります。ちょっと長すぎるかな?と思うくらいにしっかり挙げましょう。本によっては菜箸でクルクルやりながら揚げる、なんてのもありますが・・・名人すぎる。
3.リコッタ
水っぽいと、そのあとのクリームも水っぽいものになります。時間が大事なので、私はあまり気にしません。2時間は重し載せたいですね。
ここで使った材料を下に挙げておきます。よかったらご利用下さい。
円筒の代わりに、こちら。学生実験の器材として買った方も多いかも。そんな方は、買う前にまずはご自宅を探してください。
やや大きくなりますが、型から外すときの作業性は下のほうがいいです。
リコッタ
高梨乳業の北海道リコッタがよかったです。リコッタはやや砂っぽさを感じるのですが、これは比較的ザラザラ感が少なかったので、食べやすく感じました。
ピスタチオ
特に緑のつよいものがより映えるかもしれません。ただ、高いうえに香りが飛びやすいので、少しずつ買うのがよいかと。ついついつまみ食いしていつの間にかなくなってしまったりします。子供の目に届かないところに。
そもそも皮を作るのが面倒!という方には、
- 価格: 880 円
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以上、カンノーリでした。